【スペインの作曲家・イサーク=アルベニス】オススメのクラシック曲(スペイン組曲)!実はあの人が現在の子孫!? 

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画像引用元: Wikipedia

出勤途中のラジオで、アルベニスのスペイン組曲が流れていて、気に入ったので「アルベニスとスペイン組曲」について調べてみました。

イサーク・アルベニス(1860~1909)

出生

スペインのカタルーニャ地方で、スペイン系ユダヤ人の家庭に生まれました。

以前、イスラエルと日本の不思議な関係の記事でも書きましたが、それによるとアルベニスは、容姿風貌からもスファラディー系ユダヤ人ということになります。

少年時代

4歳にバルセロナのロメア劇場にて、お姉さんのクレメンティーナと共にピアノリサイタルを開き、6歳でパリ国立音楽院を受験します。このパリ国立音楽院の校風というのはとても保守的で、フランス人でなければ肩身の狭い思いをすると言われているほど。あのシューベルト(ドイツ人)もそのことを回想しています。私の知人(日本人)はこの学校を卒業していますが、日本人をはじめ、アジア人は最初からもう別のカテゴリーに入れられている(差別的に)印象を受けたそうです。

アルベニスの話に戻しますと、受験には年が足りないという理由で不合格になりました。

パリで、アルモンテルに師事し、7歳の時、マドリード音楽院に入学、卒業後13歳の時に南米放浪の旅に出ます。(といえば、聞こえはいいですが、父親に内緒で大西洋航路の船に密航したそうです)

参照:Wikipedia, 音彩館, ヤマハ楽器解体新書

オススメは『スペイン組曲』

キューバ放浪時、そこから得たインスピレーションからスペイン組曲の一部となります。

そしてその後、父親に見つかり本国スペインへ帰国。

アルベニスはその生涯の中でスペイン組曲という名の曲集を2つ作っていますが、よく知られているのは第1集の方です。

  • 第1曲 グラナダ

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画像引用元: スイスの街角から

有名なアルハンブラ宮殿があります。上記写真はそのアルハンブラ宮殿から撮られたものです。

イベリア半島最後のイスラム王朝ナスル朝グラナダ王国の首都でもありました。

ロマンチックで哀愁を帯びている印象を受けます。昔の恋愛を思い出してしまうのは私だけでしょうか。

  • 第2曲 カタルーニャ

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画像引用元: Wallpoper

カタルーニャ州は、イギリスにおけるスコットランドのような位置づけに有り、独立心が強い地域です。州都はバルセロナ、歴史的にフランスとの結び付きが強く、スペインのフランコ政権時にはカタルーニャ語禁止令が出ていました。

カタルーニャ地方に伝わる、ハーディ・ガーディという楽器の音を模して書かれているそうです。激しい曲調です。

  • 第3曲 セビリア

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画像引用元: Guardian Liberty Voice

スペイン南部、アンダルシア州の州都です。

舞曲セビリャーナスをベースにして書かれた曲。カスタネットが聞こえてきそうですね。

  • 第4曲 カディス

Medieval White Village

画像引用元: 3Vents

セレナータ・エスパニョーラop.181を転用したもの。

カディスはジブラルタルから北西に位置する港街です。

  • 第5曲 アストゥリアス

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画像引用元: Campings de Asturias

アストゥリアス州はスペイン北部にあり、激しい海岸線と険しい山地があります。そのためローマ帝国の実効支配の及ばない地域でありました。激しく、ミステリアスな雰囲気の曲調です。

  • 第6曲 アラゴン

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画像引用元: Sercotel

アラゴン州はスペインの東北部に位置します。自身が作曲した2つのスペイン舞曲op.164を転用したもの。爽快な曲調です。

  • 第7曲 キューバ

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画像引用元: Salsa Cuba

1898年までキューバはスペイン領でした。南国のゆったりとした明るい曲調です。

  • 第8曲 カスティーリャ

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画像引用元: Blog Groupon Espana

現在はカスティーリャ・イ・レオン州となっています。カスティーリャとは「お城の地方」という意味です。レコンキスタの舞台となった場所であり、イスラム帝国との戦いの最前線となり、多くの城壁が作られました。アビラという町にはほぼ完璧な形で城壁が残っています。一番スペインらしい印象を受ける地方です。非常に明るい曲調です。

上記動画は、第1曲~6曲

上記動画は第7曲

上記動画は第8曲

参照: PTNA

 セシリア・アティヤス

ニコラ・サルコジ前フランス大統領の2番目の奥さん・セシリアはアルベニスの曾孫にあたります。母方の曽祖父がアルベニスになります。

父はモルドヴァ出身のユダヤ人、父アンドレ・シガネール(旧姓名アロン・シュガノフ)で、アシュケナジム・ユダヤ人であり、ロマの血も引いている面白い家系です。

参照: Wikipedia

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